2018年3月30日金曜日

最近マーケティング関連の本をよく読み、勉強しています。


AKBなんてどこがいいのか良く分からなかったのですが、マーケティング理論で解説されると腑に落ちました。
これは、イラストレーターにも応用出来る理論だと思います。
「何故、いいイラストレーションを描いても仕事のないひとがいるのか。売れっ子のイラストレーターと何が違うのか?」その謎が解けた気がします。
勉強の成果は、いずれ会員向けのイラストレーター入門講座で発表しますね。
(森流一郎)


2018年3月29日木曜日

『年鑑イラストレーターズ通信』を発送いたしました。

昨日の16時までにご依頼いただいた皆様に、『年鑑イラストレーターズ通信』を発送いたしました。
クロネコDM便です。1週間経っても届かない場合はお問い合わせください。

2018年3月28日水曜日

ご連絡ありがとうございます。

年鑑を受け取った方々からの電話・電子メール・ファックスが、たくさん来ております。
「宛名が間違っていました」
「引っ越しました」
「担当者が変わりました」
などなど。
一つ一つに対応していきます。
年鑑希望の皆様からの連絡もたくさんいただいております。
明日あたりから少しずつ発送予定です。
もうしばらくお待ちください。

2018年3月20日火曜日

『年鑑イラストレーターズ通信2018』完成しました。



今週末には発送の予定です。
カバーイラストレーションは、大森とこさんです。「イラスト用語偽典」復活しています。もりあやこの漫画も始まりました。お手元に届くまで、今しばらくお待ちください。



これまでに発表した「イラスト用語偽典」は、このブログで再掲載する予定です。

2018年3月13日火曜日

イラストレーターを志すあなたへ2「熱中力について」

前回のブログ「イラストレーターを志すあなたへ」の中で書いた、イラストレーターに向いている条件の三つ目の「好きなことに熱中する体質」について、説明したいと思います。

意外に思われるかもしれませんが、幼い頃、私は絵が苦手でした。
幼稚園で絵を描く課題が出ても、何も描けないまま、白紙の画用紙を提出していました。
「絵が描けない、問題のある子供」だったのです。
何をどう描いたらいいのかがわからなくて、お絵かきの時間が苦痛で仕方なかったです。
先生も親も手を焼いているのが子供心にわかりました。

そんな小学校二年生の時のことです。
私の家にいとこのお兄さんがやってきました。
その時持ってきてくれたのが『少年サンデー』と『少年ジャンプ』でした。
生まれて初めて、漫画というものを読みました。
ーー世の中にはこんなに面白いものがあったのか。
この漫画との出会いは、私にとって天啓のようなものでした。

数日後には、漫画を模写するようになります。赤塚不二夫や古谷三敏が好きでした。
休み時間も、家に帰ってからも毎日机に向かって描いていました。
ノートも教科書も落書きだらけ。
先生にも絵を褒められ、嬉しくなってまた夢中で絵を描きました。
図画の時間も楽しみになりました。
気がつくと、絵が学校の廊下に張り出されるようになっていきました。
あれほど絵が苦手だったことが嘘のようでした。
ひたすらに絵と漫画に熱中する少年となったのです。

今も絵を描いていると、熱中状態に入り込みます。

自分という存在すら忘れ、絵の中に入り込みます。
食事を取るのも面倒だし、一晩ぐらい寝なくても疲れを感じません。
おそらく私は、生まれつき絵の才能があったわけではありません。
もっと上手な人は周りにたくさんいました。
でも上手だった人の多くはいつしか消えていきました。
絵はそれほど上手ではない私が残ったのです。
最近になってつくづく思います。
「絵の上手さではイマイチの私がイラストレーターとしてなんとかやってこれたのは、熱中力が勝っていたからなのではないだろうか」と。

あなたも、幼い頃落書きに熱中した一人でしょうか?
あの熱中した日々を今も覚えているでしょうか?
思い出してください。
少年時代の熱中力を取り戻したら、きっとあなたもイラストレーターになれます。
おそらく、周りにはもっと上手い人がたくさんいるでしょう。
けれど自分の熱中力を信じてください。
絵を描くことが好きで、人を楽しませることも好きで、そして絵を描くことに熱中できるのなら、10年後残っているのはあなたの方かもしれません。




文:「イラストレーターズ通信」主宰 森流一郎

※この文の著作権は森流一郎にあります。著作権法上の例外を省き、無断使用を禁じます。

2018年3月11日日曜日

イラストレーターを志すあなたへ「イラストレーターになるための3つの条件」

イラストレーターとして歩き始めようとしているあなたへ、あるいはすでに歩き始めたけれどその入り口付近でさまよっているあなたへ、少しだけ先にその道を歩き始めた私から伝えたいアドバイスがあります。

イラストレーターとは、世の人々に「イラストレーション」という名の小さな幸せを届ける職業です。
きっと、ときめきと高揚感に満ちた毎日が待っているでしょう。

しかし歩き始めた全ての人がそのときめきと高揚感に満ちた毎日を味わえるわけではありません。
イラストレーターになれるのは、歩き始めた内のごく一部であることも事実です。
イラストレーターになれたとしても食べていくのは大変だし、安定もしていません。
徹夜も当たり前だし、生活は不規則になりがちです。
楽してお金儲けをしたいだけの人は、他の仕事についたほうがはるかに効率的でしょう。

しかしあなたが、次の3つの条件に当てはまるのならイラストレーターに向いていると思います。
  1. 絵を描くことが大好き。
  2. 人を楽しませることが好き。
  3. 好きなことに熱中する体質。

3つともに当てはまるのであれば、たとえ今は未熟でも、おそらくイラストレーターの才能があると思います。
是非、歩き出してください。

ただし、歩き続けるには仲間も必要です。
イラストレーターは上司も同僚もいません。
わからないことを教えてもらったり、励ましあったり、様々な情報を交換する仲間がいれば、より遠くまで歩き続けられると思います。

例えば「トキワ荘」が、優れた漫画家を育みました。
19世紀後半のパリが、印象派の画家たちを生みました。
そんな風に共に歩いていける仲間が、イラストレーターにも必要なのだと思います。

そんな「トキワ荘」や「19世紀後半のパリ」への憧れから、プロフェッショナル・イラストレーター集団「イラストレーターズ通信」を作りました。
「イラストレーターズ通信」は、イラストレーターによるコミュニケーションの場です。
会員専用の掲示板があり、イラストレーターが豊かで幸せになるための交流が行われています。

例えばこんな質問や相談があります。
「売り込みのやり方はどうするの」
「ギャランティの交渉はどうやるの?」
「雑誌のカットのギャランティはいくらが相場なの?」
「こんな仕事の見積りを依頼されたけど、どうしたらいいの?」
「著作権譲渡を希望されているんだけど、どうしよう?」
「著作権のこんなことがわからないんだけど?」
「支払いが遅れているんだけど、どう対応したらいいの?」
「子育てと仕事の両立って大変じゃない?」
「イラストレーターが保育園に預けるにはどうしたらいいの?」
「パソコンの使い方でわからないことがあるんだけど?」
「データ納品って、どうやったらいいの」
などなどーー

駆け出しからベテランまでが、教え合い、学び合い、共に歩き続けていこうとしています。。
これまでに蓄積された7年間の交流の記録は、いつでも検索が可能です。
この膨大な情報は、他にはない貴重なものだと自負しています。

ネット上には、他にもイラストレーター同士が交流する場はあるようです。
しかし、匿名であることも多く、その情報の信頼性が保障されていません。
また、ネットの世界は悪意や憎悪などのネガティブなエネルギーに満ちていて、思わぬ攻撃や悪口に出会うことも多く、安心して質問できる環境は少ないと思います。
この団体では、すべて仕事上の名前で交流するため、身元が保障されており、その信頼性は極めて高くなっています。(ペンネームの場合も、事務局で本名と住所を把握しております)
ネガティブな反応に出会うこともほぼありません。
安心して相談・交流ができるでしょう。

私が目指したのは、イラストレーター同士が安心して学び合い、教えあい、刺激し合い、切磋琢磨し、そして豊かで幸せになるためのコミュニケーションの場です。
すでに会員数は800人以上。「イラストレーターズ通信」は、日本最大のイラストレーター団体となっています。
http://illustrators.jp



文:「イラストレーターズ通信」主宰 森 流一郎

※この文の著作権は森流一郎にあります。著作権法上の例外を省き、無断使用を禁じます。

イラストレーション:森流一郎

2018年3月9日金曜日

いいイラストレーションとは?

技術的に上手いけれど、つまらないイラストレーションがあります。
逆に、技術的には下手だけど、とてもいいイラストレーションも確かにあります。
それはどこから来るのでしょう?
いいイラストレーションとはなんなのでしょう?

あくまで私の個人的見解ですがーー
「いいイラストレーションとは、世界観のあるイラストレーションである」と考えています。

世界観とは、そのイラストレーターだけが持つ価値観・感情・センスに根ざした、世界の見え方、感じ方です。
それまでの体験や感動や生き様が長い時間をかけて発酵し、生まれるものです。

仮に薔薇の絵を描くとしましょう。
本物のイラストレーターなら、ただ単純に薔薇の形や色を紙の上に写し取るようなことはしません。
そのイラストレーターの世界観というフィルターを通した、唯一無二の薔薇を描くはずです。
だからこそ、100人のイラストレーターが薔薇を描けば、100種類のまるで違う薔薇のイラストレーションが生まれるのです。
同じような絵があったとしたら、それはまだ世界観が未熟で、魅力的でないイラストレーションなのだと思います。


この広い世界に二つとない薔薇を描ける人は、きっと本物のイラストレーターだと思います。今はまだそうではないとしても、そうなる資質があるのだと思います。

あなたは、自分だけの薔薇のイラストレーションを描くことができますか?





文:「イラストレーターズ通信」主宰 森 流一郎

※この文の著作権は森流一郎にあります。著作権法上の例外を省き、無断使用を禁じます。

2018年3月6日火曜日

団体の目標「イラストレーションという名の小さな幸せを届ける」

イラストレーターズ通信は、次の4つを目標としています。

  1. 世の人々に向けて、イラストレーションという名の小さな幸せを届ける。
  2. 商品やサービスにイラストレーションという名の小さな幸せをプラスすることで、クライアントがより豊かになることを目指す。
  3. イラストレーターも豊かで幸せに生活できることを目指す。
  4. そして、イラストレーションが溢れる、豊かで幸せな社会を目指す。

1)「世の人々に向けて、イラストレーションという名の小さな幸せを届ける。」

イラストレーションを見たときあなたは何を感じますか?
「かわいい」「かっこいい」という気持ちだったり、
「綺麗」「素敵」という感動だったり。
心揺さぶられる思いだったり。
それは、小さな幸せだは思いませんか? 
例えば書籍は、その中身こそが商品で、イラストレーションはほんの少しの付け足しにすぎません。 
けれど想像してみてください。
書店に並んだ書籍のどれひとつとして、表紙にイラストレーションが使われていなかったとしたらーー
なんだか味気ないとは思いませんか?
表紙にイラストレーションが使われていることで、本を手に取る人が幸せになるのではないでしょうか?(それは、ほんの少しのことではありますが)

2)「商品やサービスにイラストレーションという名の小さな幸せをプラスすることで、クライアントもより豊かになっていただくことを目指す。」

会員イラストレーターは、ご依頼いただいたクライアントにご満足いただくための努力を惜しみません。
イラストレーションという名の小さな幸せをプラスした商品が売れることを願っているのです。 
商品が売れることでクライアントがより豊かになる。 
それが、イラストレーターの使命だと思っています。


3)「イラストレーターも、豊かで幸せな生活をすることを目指す。」

私たちイラストレーターも、その仕事にふさわしい報酬を受け取り、豊かで幸せな生活をしたいと願っています。
そのために私たちは、自らの権利を守る活動も行なっています。 
そして、その地位向上とお仕事環境の改善を目指しています。
会員同士様々な知識を教えあい、学び合い、イラストレーターとしての質的向上も目標としています。


4)そして、イラストレーションが溢れる、豊かで幸せな社会を目指す。

イラストレーション一つひとつは、ほんの小さな幸せに過ぎません。
だけどそれが何千何億と集まれば、大きな幸せとなって世の中に溢れることでしょう。
「イラストレーションによって社会全体が幸せに満ち、人々が豊かに暮らす」そんなイメージを持って、イラストレーターズ通信は日々活動を続けています。


文:「イラストレーターズ通信」主宰 森 流一郎

2018年3月2日金曜日

主宰の森流一郎は、イラストレーションの仕事から退きます

こんにちは。主宰の森流一郎です。
すでに様々なところで書いたり、話したりしているのですが、このブログでも改めて書いておきたいと思います。
私、森流一郎はイラストレーションの仕事から退くこととしました。
今後は、「イラストレーターズ通信」の活動に専念します。

24年にわたってフリーランスでイラストレーターを続けてきましたが、もう15年ほど前から限界に来ていました。

当時、月に約70点のレギュラーを抱えていました。
ほぼ毎日休みなく、複数の締め切りがあります。
しかもそれだけではなく、当時は「イラストレーターズ通信」の活動も、ほぼ一人でやっていました。
年鑑も一人でやっていました。編集からデザインまで自分でやるのは相当にハードでした。
「Webイラストレーターズ通信」も私が一人で作っていました。まだ参加イラストレーターが自分で作品をアップするシステムがなく、各イラストレーターの作品をひとつひとつアップしていました。
掲示板ではみんなの相談や質問に答えていました。
恐ろしいほどの作業量でした。
徹夜が続いても、疲れているとは感じませんでした。
むしろ、高揚感でいっぱいでした。
しかし、気がつかないうちに、私の脳に疲労が蓄積していたのです。

間もなく私は、自律神経失調症になりました。
頻尿、パニック障害、頭痛、下痢、不眠などの症状がでてきたのです。
特に頻尿がひどい時期は、机に向かって作業していても、5分おきぐらいにトイレに駆け込んでいました。
全然仕事になりません。
しかし、おしっこを我慢するとパニックの症状が出て、倒れそうになるのです。
医者によれば、「働き過ぎで脳が疲れている。脳がパンクしている」のだそうです。
激しい運動をすれば筋肉痛になって体の動きが悪くなるように、脳を使いすぎて十分に休ませないと脳の働きが悪くなるのだそうです。
「このままでは心も体も壊れてしまいますよ。これまで真面目に働きすぎました。仕事は控えて、頑張ることはやめましょう。今は十分な休息が必要です。規則正しい生活にして、たっぷりと睡眠をとりましょう」と、医者からは指導されていました。
しかし、その言葉に応えることができないまま15年以上が過ぎて行きました。
限界を超えたところで、ギリギリの状態が長く長く続きました。
症状は一向に改善せず、1年と少し前、ついに鬱と診断されました。

私は新規の仕事は断ることにしました。
以前から続いてきた連載やシリーズものは受けていますが、かなりスローな生活に変化し始めました。
すると、体の不調が驚くほど改善し始めたのです。
15年にわたって苦しんできたのが嘘のようでした。

今、スローに生きることの大切さをしみじみと実感しています。

たとえ、私が小説の挿絵を描かずとも、誰かが代わりに描くでしょう。
しかし、「イラストレーターズ通信」の活動は、日本中を探しても、おそらく私にしかできません。
ならば、この活動にこそ力を注いでいきたいと決断しました。
途中で止まっている「それいけ!!イラストくん」「イラスト用語偽事典」の続きも書きたいし、
「イラストレーターの基礎知識」「イラストレーターの実践講座」「イラストレーターの色彩入門」「イラストレーターの著作権講座」など様々な知識・情報をイラ通会員向けに公開していきたいと思っています。
「セミナー」「スケッチ会」「会員展覧会レポート」「団体展」「イラ通コンペ」などなど、やりたいことは山ほどあるのに時間が足りません。
著作権のこと、契約のこと、裁判のこと、会計のこと、トラブルにあった場合の対応、その他イラストレーターに関わるあらゆることを勉強・研究したいとも考えています。

イラストレーターという愛着のある職業を捨てるのはかなり勇気がいりましたが、やりたいこと全てを続けるのは身体が持ちませんし、どれも中途半端になるだけです。
15年もの間捨てられなかったイラストレーターという職業ですが、今こそ卒業し、新たな人生を歩き始めようと思います。
見守っていただければ幸いです。


このブログもほぼ放置状態でしたが、今後は度々更新することになるはずです。
イラストレーターに関する様々な情報・知識を発信していきます。
どうぞ、ご期待ください。